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2018-12-28
やりたいこと やりたくないこと

「したいことができない」というのは 案外好ましいことなのかもしれないな、と思う今日この頃です。

くだらない考察なので、ホントにスルーしてほしいのですが、「機動戦士ガンダム」ってゆー 昔々のアニメがあるじゃないですか。

私はロボットアニメに全く興味がなくて、30代半ばまで観たことがありませんでしたが、夫が名古屋出身のガンダム世代なので、かなり影響は受けてるみたいなんですね。(ファーストガンダムは名古屋テレビで初放映されており、名古屋はアニメのメッカでもあるらしいです)

さらに 全く別の猛烈なガンダムファンの方が我が家にファーストガンダムのDVDを送ってきたため、私も全話観たんです。
ははあ、コレ、センスの古さは多少あるにしても、脚本上手い、と普通に思いますし、昔々のロボットアニメのお子様向け感を思うと、画期的だったのもわかります。

でもね。アレ、富野喜幸監督としては 妥協しまくった作品です。
スポンサーがいなくては制作自体が成り立たないので、「低学年向け」と胡麻化して作ったアニメです。
白一色にしたかったガンダムも「子供向けのオモチャは赤青黄!」と言われれば仕方なく従っています。
「シャアが暗いから引っ込めろ」と言われれば左遷させて登場回数をなくします。
敵のメカを次々に出して どんどんやっつけるように、と言われればその通りにします。
ホントに やりたいことを ガマンしてガマンして、妥協した結果の作品だと思うのです。
なのに大ヒットしましたし、大ヒットしたからこそ その後の富野監督は それまでよりはるかに権限を持ってアニメを作れたのでは?と思うのですが、制限だらけだったファーストガンダムを越える人気は その後とれていないのじゃないかと思うのです。(コアなファンに支持される作品はあるけど、一般的な支持は得られなかったという意味で)

無茶な横やりが入ることで 本来表現したかったことを 違うアプローチで表現する知恵がいりますよね。創意工夫というか。

そういうのが 案外良いのじゃないかと思うようになってきました。

下らない説を熱く語ってすみません。2018年さまざまなことがあり、また、全く違う立場の全く遠く離れた方の悩みを聞くことも多かったので、自分自身の考えや仕事観...さまざまに身につまされるものがありました。

ともあれ、「やりたいことができない」時に腐らないで行こう。
きっと、創意工夫の余地があるのだ!と 言い聞かせつつ、2019を生きようと思います。

決心でした!



Edited by じゅんか 2018-12-28 01:22:11
Last Modified 2018-12-28 01:45:02





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