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2018-12-04
備忘録//材木屋ばなし/良材と言えなくても

大濱浄竿作品回顧展プロジェクトによるクラウドファウンディング始まっています。
関心を持ってくださった皆様 ご支援くださった皆様 ありがとうございます。


「材木店ばなし」シリーズ備忘録です。興味のない方はスルーをお願いします。


★★★★★★★★★★
長々と余談が長くなりました。
解体された事務所建物は、節のあるもの、割れのあるもの、穴のあいたものが多く使われています。

ちなみに、この建物が建てられるまで、浄竿さんは良材をふんだんに使った建物を建てていました。我が家の直前にNさま邸が作られていますが そちらはどこから見ても、誰から見ても美しいお宅です。

ところが我が家はそうではありません。
北山丸太などのいわゆる高級材も多少使われていますが、数寄屋にありがちな材料自慢の建て方ではありません。

予算の関係もあるのでしょうか。
それだけでもない気がします。

浄竿さんは この建物建築当時、「わたしの仕事を本当にわかってくれるのは 黒田さんだけです」と言っていたらしいです。

良材だけで家を建てない...冒険を含め、うちの父なら 仕事にこめられたさまざまを理解できると思ったのではないかと思います。

果たして ごく普通の材木屋から見れば「焚き物」(燃やすくらいしか使いみちのない材に対する蔑称)と思われかねない材を使って 事務所は完成しました。



Edited by じゅんか 2018-12-04 23:03:19
Last Modified 2018-12-04 23:23:23





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