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2014-12-272014/12/27 十二夜 3日目/1
3日目もなかなか長いよ。たぶん。
ですから皆様 スルー希望で(ほぼ枕詞)
ようすけが早く起きた。
昨日のしゃぶしゃぶの後 お鍋の中にはスープが残っていた。
朝になって そのスープを使い、ようすけが白菜を煮込んでいた。
はーーーーうまい。
カンジも食べる?
夢見心地なカンジを誘いにきた。
カンジもむっくり起きて「うん 食べる」と言った。
朝食は何にしようか...と思っていた私は拍子抜け。
子どもたちが満足げにあさごはんを食べているので、私は仕事。
む、注文があるのだが メールアドレスが間違って入力されていて 「自動返信メール」がエラーで帰ってきている。
これ、全然気にしていない人と、「注文が通っていない」と思い込んで 他の業者に同じものを発注してしまう人とに分かれるので、「注文が通っています」ということを伝えた方が確実だろうと思う。
さて、と思って電話したら なんとこの人は自分の電話番号も間違って入力しているらしい。
「このばんごうは....」と無機質なアナウンスが流れる。
私のかけまちがいかと思ったけれど 何度かけても、また旦那がかけても やはりダメだった。
むっむう....。連絡不能だ...。
何も言わずに送るか?
それにしても この怪しい注文品一個のために伊達まで発送に行って、さらにスキー場まで行くのは なんだか気が重い....と旦那が思い悩んだ。
む、いやまて、このエラーメッセージをよく見ると この人のメールアドレスはドメインが間違っている。ダメ元で 実在する似たような名前のドメイン名に入力し直して メールを再送信してみた。む、一応エラーは帰ってこない。大丈夫なのか。
気を取り直して ようすけのお弁当を作る。
出発前に雪かき...と思って全員が着替えた頃 ピンポンが鳴った。
カンジの友達。
しかし 他のみんなは雪かきに。
「カンジたち、雪かきに出たから 自分のおうちで待ってていいよ。終わったら呼びに行くから」と言ってみた。
「いや ここにいたほうがいい...」
そうなのか?
不思議ではあったけど、私もまだ室内でやることがあったので、まあいいや、と思った。
お友達はぬりえをしていた。
大体の家事と準備は終わった。
さて、昨日も今日もわたしは 雪かきの一番ヘビーな作業をしていない。
私も手伝わないと みんながツライかも、一番キツい作業をしてるはずの旦那が怒りだすかも。
....ということで
「みつやさんも そろそろ雪かきに行くから 一回おうちへ帰っておいで。雪かき終わったらまた呼びにいくから」と伝えた。
お友達は帰った。
私が外へ出ると同時に ようすけが戻って来た。
雪かきは終了していた。
ようすけと旦那はもちろんスキー場へ
あれ、カンジも一緒に行くと決めたらしい。
「◯◯くんに 雪かきの後,遊ぼうって言っておいたから カンジはスキー場へ行くことになったって伝えなくちゃ!!!」と私はあせった。
するとようすけは 「だいじょうぶ もう伝えたよ。みんなでスキー場へ行くって」と言った。
いつのまにか 私も行くことになっているようだった。
私は知らなかったから玄米ご飯を火にかけていた。
一旦火を消して 一緒に行こうかと思ったけれど
旦那の顔がちょっと曇った。
「ごはん、火にかけてたんだ...どのくらい?」
旦那は大変な心配性で、また ごはんの炊きあがりが悪いと悲しいらしい。
しかし白米と違って 玄米は炊飯器で炊くと全然おいしくないから 目が離せなくても 我が家では圧力釜。
タイマーも使えないし 火加減は自力で調節。これが我が家の鉄則である。
一旦つけた火を消すと 味が落ちるかも、と旦那は心配しているんだろう、と思った。
「わかった 私は留守番をして、ごはんの炊きあがるのを見ておく」ということで家に残った。
旦那は 一回くらい味が落ちても しょうがないようなことを述べていたけれど、これを信じてはいけない。
ごはんが美味しく炊けてなかったら 彼はものすごく落胆する。
同じ理由で 料理が期待した味ではなかったら やはり悲しいらしい。
こういう気持ちは私にはさっぱりわからないのだけれど、食べ物の好みというのは 結局のところ理屈ではない。
旦那の果てしない心配性は 多岐にわたっており、それ故によいこともある。
私はそもそも こうして留守番をするのが使命であり、唯一の「できること」であるという気もする。
そう思うと 旦那の心配性には感謝せねばならない。
また よく考えれば 私はスキーをしないし スキー場へ行きたいわけでもない。
これもまた天から降って来た自由時間だな、と思った。
先日の江戸いろはかるたの一節が頭の中をくるくるした。
「亭主の好きな赤烏帽子」
言い得て妙である。
我が家の場合、私はいい加減だからどうとでもなるけれど、旦那にはゆずれない点が多々ある。
そう言う時は 私が譲らなければ先へ進めないではないか。
そんなわけで わたしも赤烏帽子をかぶっている。多分。
Edited by じゅんか 2014-12-27 23:41:03
Last Modified 2014-12-28 01:00:59