夫の父と言う人(2)
興味のない方はスルーして下さいね。
ではでは
義父、15歳の時、住み込みの小僧として働くことになりました。
身の回りのものを持って....と思って風呂敷に包んだものはパンツ一枚だけ。他には何もありません。
給料は千円です。
ちなみに私の実父も同年に住み込みの小僧として働いていて 給料は500円でした。
倍もあるじゃないか、と思う人がいるかもしれないが、そう単純でもありません。
他の人の給料は2000円くらいだったらしいです。(私の父 談)
また、ウチの父は童顔で人なつこかったので、お客さんから「お駄賃」や「おやつ」をしばしばもらっていたらしく 少し恵まれていたようです。
ちなみに義父は 人見知りするタイプで、お駄賃をもらうことはなかったそうです。
話がそれました。
朝早くから夜遅くまで働きます。
自転車で重たい砂糖袋を配達する仕事です。
本を読んでも 新聞を読んでも怒られるので読めませんでした。
義父はこのお店(後に法人化)で定年まで働きます。
この後は 馴れない営業への転向とか 2代目社長とのあつれきとか 色々あったけれども 耐え抜く道を義父は選びました。
理由は 家族の生活を優先するためです。
勝ち気な義父としては 苦渋の選択であっただろうなあ....。きっと。
Edited by じゅんか 2010-08-02 22:40:14
Last Modified 2010-08-02 23:39:43