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2010-08-08○○のオッサンのおはなし/プロローグ
今日は 寝苦しい夜だった。
ああ、寝苦しい夜は おもいきって ふらふらと散歩をし、
長々とベランダで涼んだ。
我が家の子どもたちにしてみれば 滅多にない夜更かしである。
いよいよカンジが撃沈し、寝室に行くけれども やはり眠れない。
寝る前のおはなし...はこのごろ笑い話が多い。
思い出話にも色々ある。
くだらないおはなしも大好きだ。
うちの父は農家の小せがれだ。
昔の農家なら 一家で農作業を手伝うのがあたりまえなのに、しょっちゅう逃げ出して ドジョウ釣りばかりしていた。
そういう情景描写はこどもにとってすごい面白いみたいで
ケラケラ笑っていた。
そう、こういうおはなしは 私も大好きだ。
ついでに ○○のオッサンの子どもの頃の話もした。
「薪割りをするときは 股をひらけ」
要約すると簡単なのだけれど
股を閉じて薪割りをすると 失敗した時につま先をケガする恐れがある。
だから 子どものころ、初めて薪割りをする時には
「またをひらけ!」といって怒られた話である。
薪割りを熟知しているよっけには このおはなしは面白くてケラケラ笑った。
身振りや 表現は単純でも 頭の中で生き生きとしたイメージがある時は、こどもにすごく伝わる気がする。
今日はケラケラ笑いながら寝た。
ああ、そういえば ○○のオッサンは元気かな?
面白い人だったが、思えば私は世話になりっぱなしだった。
Edited by じゅんか 2010-08-08 22:21:06
Last Modified 2010-08-08 23:34:22