夫の父から伝わってくること
さて、書いているうちに なんとなくわかってきました。
義父は 「ごく普通に食べている暮らし」の貴重さをとってもわかっているんじゃないでしょうか.....。
ズボン一本も買うことのできなかった青春時代を越え、一息ついた時に 散逸していた亡き父親の遺骨をお寺へおさめたり、義父は義父なりのとむらいをしているようです。
でも、お墓も仏壇も買ってませんね。
それもまた、義父らしい。
ごく普通に家庭を持ち、ごく普通に生活することがどんなに子どもにとって大切か、というのを実感しているのも義父です。
だから、「寄付」など、おカネのかかるボランティアになると 義父はとたんに辛口です。
「そんないいかっこして どうなる!」とまあ カンカンです。
私はかつて そんな義父の様子を「ドケチだなー」と眺めていましたが このごろはちょっと捉え方が変わりました。
「おカネを出し」たり、「わざわざ何かをする」ことをしなくても 自分の暮らしを精一杯していることで 充分世の中に貢献しているんです。
よーく見れば 義父も「おカネがかからず」「自分にとって負担に感じない」お手伝いはまめまめしいのです。
なんか このごろは 義父の生き方も すごいんじゃないかなーって思います。
ついていく義母は大変そうだけど。
Edited by じゅんか 2010-08-02 23:55:11
Last Modified 2010-08-02 23:55:11