光あるところに影(1)
鳥取県の養護学校で 看護師さんが全員退職してしまって 沢山のコドモが登校不可能になってしまった、というニュースが流れた。
ははあ...。
記事中では 保護者が威圧的な発言をしたことと 人手不足が重なった結果のようで 確かに わたしが 看護師だったとしても このような職場はツライだろうと思う。
どんなに頑張っても 自分にはこなしきれない業務があり、業務にたずさわらない保護者から威圧的に叱責される。そして 給料は安い。
これでは 職員が人間としてつぶれてしまうだろう。
ところで これでふと思い出した。
先日 「公立校ではモンスターペアレントはどうしてるのか?」という質問を受けた。
ぬ.....。モンスターペアレント....。
ちなみに私は 今壮瞥町に住んで 壮瞥の公立小/公立中学校にコドモを通わせているけれども、「モンスターペアレント」らしき人を知らない。
もっとも 私はあまり PTAの集まりなどに熱心ではないし ただ知らないだけかもしれない。
モンスターペアレントは 「学校側から 子ども(または保護者)への期待が大きいとき」と「保護者が学校側に(または子どもに)大きな期待をよせているとき」に発生しやすいと思う。
多分だけど。
ところで 自然食趣味の家庭の中には 「子どもに一切の予防接種を受けさせない」という家庭がある。かくいう我が家も同じくそういう家庭である。
それがどういう意味なのかは 調べればわかるし ここではその是非について議論する気はない。ただ 我が家は 子どもに予防接種を受けさせたことがない。そして予防接種というのは あくまで「任意」で受けるものである。
予防接種を受けて良いこともあるかもしれないけれど、予防接種によって何か医療事故なり、アナフィラキシーショックが起こっても 誰も責任はとらない。
だから 我が家は 選びたい方を選んで生きている。
幸い ようすけが通った小学校2校(途中転校しているので2校)でも 現在中学生になってからでも それについて学校側から叱責されたことがない。(保健師さんに叱られたことはある)
私はとてもチキンなので、大変ありがたい。
しかし事情は 地域によって、また 担当する先生によって違うらしい。
とある公立校では 『予防接種を受けさせていないとは何たることか!』と叱責を受けるらしく
叱責されたあるママ友は その地域から引っ越した。
公立小学校に通う限り、地域の小学校に通わなければならない。
その地域で『許せない』と言われるならば、とあっさり引っ越した。
引っ越した先は特に遠い所ではなかったけれど、そちらでは そのような非難はなかったそうだ。
「予防接種を絶対受けるべきだ』に疑いを持たない集団の中では 「予防接種を受けないという生き方それ自体」がモンペ扱いされることもある。
しかし場所が変われば それは一気にどうでもよいことになる。これはこれで良いなと思った。
Edited by じゅんか 2015-06-09 09:55:02
Last Modified 2015-06-10 07:42:43