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2015-06-11
かわいそうアピール(1)

「帰らないお客さん」は何人もいたけれど とある主婦の人がいました。
仮にAさんとします。

Aさんは 二言目には 「わたしは体が弱いからなにもできない」といいました。
でも 毎日我が家に来ていました。
もちろん 歩いて来るのです。「なにもできない」と言ってるけど 歩けるんだな、とおもいました。

「わたしは 体が弱くて そして眠れなくて...」と不眠症アピールもしました。
しかし ある日 わたしが学校から帰って来たら 彼女は 私の家で昼寝してるのです。
ウチの両親は忙しくてずっと働いている間の出来事です。

なぜ「眠れない」はずのこの人は ヨソのうちで昼寝....案外強いなと思いました。
その後何度も 我が家で昼寝するAさんを見ました。

何かどうでもいいきっかけで来なくなったのだけど....それでよかったです。
なんかこー どう接してよいのかわからない人でした。

また 全く別のシチュエーションで 私の個人的な知人が 愚痴を言い始めました。
「これこれこういう理由で お金を貸してちょうだいって お兄ちゃんに頼んだのに、貸してくれなかった...」


これ、その時のニュアンスでは 「貸してもらえなかったわたし、可哀想でしょ!」(または 貸してくれなかったお兄ちゃん ひどいでしょ」というニュアンスで伝えたかったみたいなんですが、その時の状況を色々確認するとおかしな気分になりました。

そりゃー断られても しょーがないな!って思ったからです。
それ以前に「お金を貸してくれ」という頼みは「断られるのが普通」じゃないでしょうか。
兄弟は 親とは違って、よりシビアに判断して当たり前だと思うのです。
むしろこの一言でわたしは それまで知人が 私に漏らしていた数々の「わたしこんなに辛かったの」の一連のエピソードを空々しく感じました。

そこでお金を貸してもらえるって能天気に信じられるくらい、知人は愛されて育ったんだな、と思いました。むしろ全然かわいそうじゃないじゃん!
そして そのお金は貸してもらえなくても 知人はちゃんと生きています。
それなりに人生が開けたのだから お金を貸さなかったお兄ちゃんは間違っていなかったんだと思います。



 



Edited by じゅんか 2015-06-11 23:24:04
Last Modified 2015-06-12 00:20:08





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