光あるところに影(2)
世の中には色んな人がいます。
また 学校には色んな学校があります。
私の愛するママ友がいます。
彼女は 個人的に接するには良い人なのだけれど まあ いわゆるその。モンスターペアレントに近い....かもしれません。
何しろ彼女が学校に抱く理想は大きいのです。
だから シュタイナー学校に通っている頃には 担任の先生と一対一で話し合いをたびたびしていました。これが30分程度なら ごく普通の話し合いと言えるだろうけど、彼女の場合はそれを一回に数時間も続けました。
先生に非があるのかどうかわかりません。けど、ちょっと先生を気の毒だと思いました。
先生も人の子で、できることと できないことがあるでしょう。
もしかして とても実りある話し合いだったのだろうか.....。
もうすっかり昔のことだ。どうだかわかりません...。
そして彼女は子どもが公立校へ転校しても 同じように先生と話し合いをしました。
何度もしました。
人それぞれに「学校とはこうあるべき」「人とはこうあるべき」「子どもとはこうあるべき」という理想があるのかもしれません。
思った通りではない時のショックが大きかったのかな....。
そんなことを思い、わたしは今もうここにいない彼女のことを思ったりします。
彼女はずっと 一生懸命で そしてずっとつらそうでした。
一方で、彼女のおかげで きっとその後の保護者が 生きやすくなったとは思います。
これもまだ うまく説明できません。
Edited by じゅんか 2015-06-09 10:08:28
Last Modified 2021-06-29 11:40:44