わたすご☆20日目(1)
朝起きた。
そろそろカンジも起こさねば...と思ったけどぐっすり寝ている。
抱きかかえて居間まで連れてくると 目覚めて泣き始めた。
「....間に合わない」
目の前にはようすけが作ってくれた朝ご飯はあるし、実は絶望するような時間じゃない。
ようすけは 起きた瞬間に全速力で走れる子どもで、寝起きがものすごく良い。
だからいつも 一番最初にバスに乗れる時間に家を出る。
本人は5時半くらいに起きるからむしろこれでもよく待っている、と思うくらい。
だからバスに間に合うためだけなら あと10分くらいの余裕はある。
そしてカンジは お兄ちゃんと一緒に行きたい。
しかし泣きながら朝ご飯を食べて、ちゃんと時間通りに登校した。
外は雨降りだ。
そうだ 今年は雨が多い気がする。
一日に何度も突然降り、突然やむ。
イヤ待て。これが当地の普通かもしれない。
去年は突然の「通り雨」が少なかった。
けれど その前の年 さらにその前の年は 急にやってくる突然の雨が多くて
ふとんを干したら 外出しないようにしてたくらいだった。
そうだった。
沢山思うことがあり、沢山ブログを書いた。
ディアギレフを読んでいて 自分の中の「熱さ」を思い出した。
誰にも 若い頃には理想なり情熱なりがあったと思う。
その「熱に浮かされた感じ」を持ち続けることの出来る人が 企画/創作をする気がする。
そして私は すっかりおばさんであるのに、どこかそういう青臭い理想や熱を捨てていない。
必要がないから語らないだけのことで 私は大変アツい。
そして そのアツさをもって、やりたいことをやって生きている。
書き終わってもまだ時間がある。
「ニジンスキーの手記
狂人の日記なのだから もっと支離滅裂かと思ったらそうでもない。
壊れたレコードのような記述は全体から見れば ほんの少しだ。
私はおもしろく読んだ。
旦那も 新商品の撮影作業などしていた。
商品説明を書く、という作業は私の仕事で それも終わった。
今日もヒマなのかな?と思ったらポツポツと注文が来る。
不思議だな
私はこの20日間 割と好きなことを好きなだけしているのだけど、ちゃんと仕事も来ている。
そして業務は回っている。
そして好きなことをしていると 一日がとても長く、そしてあっという間だ。
逆説的だけど 両方本当だ。
Edited by じゅんか 2015-05-14 09:29:18
Last Modified 2015-05-14 11:16:32